AGA治療薬とアルコールの同時摂取は危険？
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AGA治療薬とアルコールの同時摂取は危険？
AGAの治療薬のフィナステリドは、プロペシアの名前で販売されています。このプロペシアには副作用もあるのですが、アルコールと同時に飲むのはかなり危険です。そもそも、アルコールと薬を合わせると効果が強まる、効果が弱まる、副作用が出るなど様々な影響が出ます。薬の効果が強まるのはよいことのようにも感じられるかもしれませんが、思わぬ影響が出ることもあるのです。そのため、薬ならどのような種類であってもアルコールと合わせるのは避けなければならず、AGA治療薬でも同様です。
AGA治療薬を飲む時の問題点は危機感に欠ける点で、AGAが命に関わるような病気ではないことと関係しています。生活習慣によりAGAの症状が出た場合、同じ生活を続けていれば生活習慣病になる場合もあるものの、AGA自体は髪の毛以外に悪影響を与えることはありません。髪の毛がなくなるかもしれないという危機感はあっても、健康に対する危機感は感じにくいので、ついついアルコールと一緒にプロペシアを飲んでしまうというケースがあります。
プロペシアの服用は1日1回で、AGAクリニックに通うなら長期間に渡って使い続けるのが普通なので、薬の服用に慣れてくるのもアルコールと合わせてしまう原因です。プロペシアを服用した場合は肝臓で代謝されるのですが、アルコールの分解にも肝臓で関わっています。アルコールの分解のスピードは人によって違いますが、それでもアルコールとプロペシアを合わせれば肝臓に負担がかかるのは間違いありません。一応、アルコールとプロペシアを合わせた場合に重篤な副作用が出るという報告はありませんが、それでも肝臓に対する負担を考えれば飲み合わせは避ける必要があります。
プロペシアは毎日飲み続ける薬なので、飲むタイミングをあらかじめ決めておくのがよいのですが、夕食後に設定するとついアルコールを飲んでしまって薬が飲めなくなるケースも珍しくはありません。また、会社の付き合いなどで飲みに行く場合も同様に服用が厳しいので、朝のうちに忘れずに服用するのがよいでしょう。プロペシアの効果を最大限に引き出すためには飲み忘れは避けなければならず、アルコールのせいでプロペシアが飲めないのは問題です。朝に飲んでおけば夜にアルコールを飲んでも特に問題はないので、お酒が好きな人でも安心です。フィナステリドと並んでAGA治療薬として使われているミノキシジルも、同様にアルコールと合わせてはいけません。
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